スタッフ布ナプ座談会

布ナプキンを「使ってみたい」という人も、「すでに使っている」という人も、メイド・イン・アースのスタッフが普段どんなふうに布ナプを使っているのか、気になりますよね!? そこで今回、5人のスタッフによる布ナプ座談会を実施。使 […]

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布ナプキンを「使ってみたい」という人も、「すでに使っている」という人も、メイド・イン・アースのスタッフが普段どんなふうに布ナプを使っているのか、気になりますよね!? そこで今回、5人のスタッフによる布ナプ座談会を実施。使い始めたキッカケから、布ナプを介した家族との関係づくりまで、いろいろと語ります。

参加スタッフ
・前田けいこ(取締役)
・フェアティ有美(海外営業担当)
・徳田まり(オンラインショップ担当)
・奥田智代(制作・デザイン担当)
・秋保美香(卸担当)

右から順に、前田けいこ、奥田智代、徳田まり、秋保美香、フェアティ有美。メイド・イン・アースのスタッフはみんなとても仲良し

●布ナプキンを使い始めたキッカケ

――いつごろ布ナプキンの存在を知りましたか?

秋保: 私はメイド・イン・アースに入社してからです。入社後、恐る恐る試して以来、今でちょうど3年半ユーザーです。

徳田: 私は2年くらい前ですね。友人に勧められたのがキッカケです。生理痛がひどくて量も多いんですけど、「よくなる」って聞いて。メイド・イン・アース自由が丘店が近所だったので、行ってみて、その場ですぐ買っちゃいました。

奥田: 私は4年半くらい前かな。たまたま近所の自然食品店に置いてあったんです。それまで布ナプキンの存在自体を知らなかったから、毎回たくさんのごみを出していたことに気づいた時、そんなふうに考えたことがなかったのでビックリしたのを覚えてます。

フェアティ: 以前ニュージーランドに住んでいた時、エコとかオーガニックにすごく興味があって、使い捨てではないナプキンを探していたんです。その後帰国してメイド・イン・アースに就職したら、「ここにあった!」って。もう8年前ですね。

前田けいこ: 私は、お客様からの「布ナプキンがほしい」というお電話で初めて存在を知りました。11年前です。もともと、使い捨てナプキンを買うのも、ストックの心配をするのも、開けるときのガサゴソ音も苦手でしたね。布ナプを使ってみて、そのストレスもないし、肌ざわりの良さをみんなにも教えてあげたい!と思ったことが、私には大きかったです。

――布ナプキンを使ってみて、何か変化はありましたか?

秋保: 私はそれまで、使用済みナプキンは「早く捨てたい」っていう“汚物”のイメージが強かったんですけど、布ナプにしてから自然とその考えがなくなりました。

ここに勤める前は託児所で働いていたんですけど、そこでは子どもたちに布おむつを使っていて、私は汚れた布おむつを洗うことが苦じゃなかったんですよ。それどころか、うんちがゆるければ「果物を控えてあげようかな」とか、「おしっこの色が濃いなぁ」と感じたら「水分を多めに摂らせてあげなきゃ」とか、毎日の子どもたちの体調を知るひとつのバロメーターで、それに応じてケアしてあげられることもうれしかったんです。

だから布ナプを使い始めて、「布おむつのときと一緒の気持ちだぁ」って感じたのを覚えています。気がつけば、生理の時にあった腰痛もなくなったかな。

フェアティ: 私は生理痛が全くないんだけど、姉がアレルギーや生理痛持ちで、布ナプにしたらずいぶん良くなったって言っていました。

メイド・イン・アースの大人気定番商品、布ナプキンシリーズ

奥田: 私も、生理痛は本当に良くなりました。もともとすごくひどくて、生理を1年間止めていたこともあるくらい。

全員: えー(驚)!

奥田: 高校生の時、子宮内膜症で、子宮を休ませるために薬で止めていたんです。量も多いし、貧血で倒れちゃったりして、“生理=恐怖”でした。痛いのが当たり前だと思っていた。

フェアティ: 生理が恐怖って、つらいね。

奥田: それまでは生理痛って、体質だから自分ではどうにもならないものだと思っていました。でも、布ナプキンを使い始めたら、自分の体のリズムがわかるようになって、生理痛も少しずつよくなって、コントロールできている感じに。使い捨てナプキンのときは、生理の日も把握できずにナプキンにお任せ状態だったのに。

徳田: 私は逆。私も生理痛がひどかったんだけど、布ナプキンにしたら楽になったから、すごく簡単になってしまいました。PMS(月経前症候群)で病院に通っていて、生理の1〜2週間くらい前から体調が怪しくなって仕事にならないんです。その後は、生理になって2〜3日くらいでやっと普通になる。平気な期間が1か月に2週間くらいしかないから、スケジュール管理をして、その2週間に自分のピークを持っていくのに必死でした。私の場合、PMSで気持ちがすごく沈んでしまって、テレビに映った大福を見ただけで涙が溢れ出した事も(笑)。

前田けいこ: 婦人科や皮膚科とかでもぜひ布ナプを勧めていただけたらいいな。最近は冊子を置く病院もあるみたいだけど、先生自体がご存知じゃないことも多くて。体がつらい人にも、なんとか届けたいですよね。

フェアティ: はじめての時は、布ナプキンにチャレンジしたくても、痛み自体の不安に、「漏れないかな」とかの精神的な不安も重なるし、痛いときに布ナプを洗うなんてできないし……って、躊躇しちゃうのかもね。

奥田: 初潮の頃って、失敗しませんでした? 使い捨てのナプキンでも、夜中に漏れちゃったり。でも、だんだん慣れて自分なりの使い方ができるようになった。だから布ナプキンも慣れると思うんです。

前田けいこ: 心配なら、布ナプキンの下に使い捨てナプキンを敷いたっていいし。まずは、勇気をもって最初の一歩を踏み出してほしいですね。

――「生理痛がつらくて」「ごみを減らしたいから」など、動機はいろいろ。でも使ってみると、体調はもちろん、メンタル面でも良い変化が生まれているようです。次ページは、気になる使い方についてです。

次ページへ続く。

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