5月10日、ついに「布ナプキンフェスタ2014」を開催しました! 

快晴の朝。初の布ナプキンフェスタに、果たしてどのくらいのお客さまが来てくださるかとドキドキでしたが、なんと開場時間前から待っているお客さまの姿が! 会場は活気に満ちて、終日多くのご来場者でにぎわいました。 女性のカラダと […]

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nnfesta_iriro快晴の朝。初の布ナプキンフェスタに、果たしてどのくらいのお客さまが来てくださるかとドキドキでしたが、なんと開場時間前から待っているお客さまの姿が! 会場は活気に満ちて、終日多くのご来場者でにぎわいました。

女性のカラダと健康について知るトークショーには毎回40~50名の参加者があり、立ち見も出るほど。毎時開催していた「布ナプキン手作りワークショップ」も大盛況で、たくさんのお客さまが手作り体験を楽しんでいらっしゃいました。

 

出店ショップは、アロマとハーブの「グリーンフラスコ」、卵・乳製品などの動物性食材や白砂糖を使わないヴィーガンマフィンの「七曜日」、天然酵母パン「ルヴァン」、おにぎりの「月うさぎ」、そして「ラ・ブーケットリー」のブーケと鉢植えが並びました。

ほかにも、布ナプキンをはじめメイド・イン・アースの商品がおトクに購入できるコーナー、布ナプキンに関する相談コーナー、布ナプキンアドバイザー養成講座コーナーなどが設けられました。

 

 ●<ワークショップ> 月経血コントロールヨガを体験

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月経血を出すタイミングをコントロールできる「月経血コントロールヨガ」。生理痛やPMS、尿モレの改善にもつながります。ヨガ実践コースには、15名の参加枠に多数のお申し込みをいただき、関心の高さがうかがわれました。

 

コントロールができるようになると、トイレに行くまで自然に経血をためておくことができます。いわば尿と同じ感覚。寝ている間もモレを気にすることなく、朝トイレに行くときにまとめて出すことができるのです。布ナプキンを使う方にとって気になる“モレ”の問題の解消につながります。

 

ご指導くださったのは、沼津市のピラティス・ヨガ専用スタジオ「ポンテ ピラティス」のインストラクター、mamiko 先生と kazumi先生。ヨガでは、子宮とその周囲の筋肉をほぐしてしなやかにすることを目指します。先生方のやさしい指導は初心者にもついていきやすく、参加者のみなさんはリラックスして楽しい様子。実践を終えたみなさんのすがすがしい表情が印象的でした。

 

 ●<トーク> 野口整体で知る、カラダと心の慈しみ方

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ふつうの整体とは違うという野口整体。お話しくださるのは東出真奈美先生です。

はじめに、参加者全員に蒸しタオルが配られました。オーガニックコットン製のやわらかなタオルを目に当てて、しばしリラックス。カラダに意識を向けていくことで、ふだん考えることもなかった部位の感覚を感じ取ることができました。

 

私たちのカラダに備わっている自然治癒力。これを高めていくのが野口整体です。自然治癒力を高めるためには、カラダの「快」「不快」を感じ取ることが大切だそうです。昔のようにカラダを使う機会が減ってしまった現代人は、これが意外とできていないよう。

たとえば、お風呂にゆったりつかったときに感じる「心地よさ」。布ナプキンを使ったときに感じる「あたたかさ」。これらはカラダが感じる「快」の感覚です。また逆に、カラダが感じる「不快」や「違和感」。こうした感覚に丁寧に向きあっていくことが、カラダを活かし、自然治癒力を高めていくことにつながるようです。

 

トークの最後では、感情をカラダで受け止める「正座」の仕方をご指導くださいました。正しい座り方をすれば、「快」「不快」をはじめとした、さまざまな感情の波をカラダでしっかりと受け止められるそう。前列の参加者は先生と一緒に座ってみて、さっそく効果を実感していらっしゃいました。

 ●<トーク> 前田けいこが語る、布ナプキンのすべて

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メイド・イン・アースがこだわる、純オーガニックコットンの布ナプキン。ブランドのはじまりから、なぜオーガニックコットンなのか、使い捨てナプキンとはどう違うのか。そして布ナプキンのメリットと便利な使い方を、ブランドマネージャーの前田けいこがお話ししました。

 

1995年に純オーガニックコットン製品を扱うブランドとしてスタートしたメイド・イン・アース。当時オーガニックコットンは今ほど知られていませんでした。

次に、

・一般のコットン製品

・一般のオーガニックコットン製品

・純オーガニックコットン製品

この3つの違いを解説。メイド・イン・アースの純オーガニックコットンは、縫製糸やブランドタグにいたるまで、100%オーガニックコットンの製品づくりをしています。

 

世界のコットンの8割は発展途上国で生産されています。そこで発生する農薬や化学薬品による健康被害、環境汚染、遺伝子組み換え種の問題、さらに児童労働の問題。

これらの問題を解決するひとつの手段が、フェアトレードで生産されるオーガニックコットン栽培です。さらにメイド・イン・アースでは、製品化するときにも化学薬品を使わないことにこだわっています。

 

nnfesta_wata参加者のみなさんに、実際にオーガニック畑で収穫した綿花に触れてもらいました。フワフワの綿に、指でよりをかけながら引っぱって行くと、細く長い糸が紡がれていきます。綿から糸になっていく様子に驚きの声が上がりました。

保温性と弾力は綿花が持っている天然のオイル分に由来します。化学処理をしないオーガニックコットンには、綿花本来のやわらかな風合いが生きているのがわかりました。

 

次いで布ナプキンのお話です。

発売にいたった偶然のきっかけから、16年にわたる改良のお話、使い捨てナプキンとの違い。敏感な時期、カラダでいちばんデリケートな部分に使うものだから、化学薬品フリーでつくられたものを使いたいですよね。

布ナプキンを使いはじめたみなさんの感想もご紹介しました。「生理が軽くなった」「ムレやカブレがなくなった」「ニオイが気にならなくなった」「冷えが解消した」という喜びの声をたくさんいただいています。

 

生理の日だけでなく、毎日のおりもの対策まで、布ナプキンの使い方は自由自在。夜用ロングは冬の防寒にもピッタリです。お洗濯も「ウォッシュヘルパー」を使ったつけ置きで手間いらず。布ナプキンの使い方、お洗濯についての説明では、熱心にメモを取りながら聞いてくださるお客さまの姿も見られました。

お話ししたコツについて知りたい方は、メイド・イン・アースのスタッフにお気軽におたずねくださいね。

 

よくある質問のコーナーでは、子どもと布ナプキンの話題に興味が集まりました。前田けいこが母としての経験から子どもの布ナプ・デビューについてお話しし、参加したお母さまから「とても参考になった」とのご感想をいただきました。

 

 ●<トーク> リズムに満ちた人生を楽しもう

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久保田泉先生は薬剤師の資格を持ち、長く製薬会社に勤務した後、知識と経験を活かして現在はアロマセラピストとしてご活躍です。「月経のリズムを楽しむ」と題したトークは立ち見も出るほどの人気でした。

 

参加者のみなさんは20~40代の女性が中心。女性ホルモンの恩恵を受けて、もっともキラキラと美しく輝く年ごろだそうです。女性ホルモンは月経のリズムとともに、女性らしさ、若々しさを与えてくれるのですね。

会場のみなさんの月経へのイメージは「ボーっとする」「じめじめ」「眠い」といったブルーなもの。ところが久保田先生によると「月経の間はボーっとリラックスして過ごすのがカラダにとって大切」とのこと。お風呂にゆっくり入ったり、アロマの力を借りたり、布ナプキンを使ったりと、自分なりのリラックス方法を探すといいかもしれません。

 

私たちは月経のリズムのほかに、一日のリズム、一年のリズム、一生のリズムなどさまざまなリズムを持っています。久保田先生はそれぞれのリズムをどう楽しんでいるのか、例をあげながらお話しくださいました。女性はリズムに敏感で、リズムを楽しむ能力をちゃんと持っているのだそうです。

参加者のみなさんにマイクを向けながら楽しい掛け合いをしてくださった久保田先生。会場は明るい笑いに包まれていました。

 

 ●<ワークショップ> カンタン! 手縫いで布ナプキンを作ろう

nnfesta_ws30分程度で布ナプキンができる、「布ナプキン手作りワークショップ」。計7回開催しました。

使うのはメイド・イン・アースのオーガニックコットン製ハンカチ。表はふんわりなめらか、裏側がタオル地になっていて少し厚みがあります。手触りがよく、頬に当てて「気持ちいい!」の声も。

 

作り方はとってもカンタン。型紙を当て、並縫いで3カ所縫うだけ。無心に手を動かす方、おしゃべりしながら楽しむ方……シンプルな手作業にはリラックス効果があり、ストレス発散につながるのかもしれません。チクチクと針を動かしながら、布ナプキンの使い方のコツなどについて話が弾みました。

 

 

 ●布ナプキンフェスタ2014を終えて~前田けいこ

 

「布ナプキン」に焦点を当てたイベントははじめての試みです。販売だけでなく、女性のカラダのこと・心のことについて知るイベントをしたいとずっと考えていました。このテーマでどれくらいのお客さまに来ていただけるのか気がかりでしたが、トークゲストや出店くださったショップのおかげもあり、大盛況のうちに終えることができました! ありがとうございます。

フェスタを終えて、よい感想をたくさんいただけたのが何よりです。今回のイベントのよかったところは、共通の興味を持った方々が“場”を共有できたことではないでしょうか。同じ思いを持つ人の話が聞けたり、お友だちができたり。

今回のフェスタを、自分のカラダや心と向き合うきっかけにしていただければうれしいですね。

今後のアースコットンDAYでは、女性やファミリーにとって役立つようなイベントを企画したいですね。本質をみようとする方々に、これからも選りすぐった情報やライフスタイルを提案していきたいと思います。

関心の高い“オーガニック”について知る学校の構想もあります。その一環として、今年10月から布ナプキンアドバイザー養成講座を開講します。みなさんの「学びたい」という気持ちをサポートしていければと思っています。

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