ものづくりストーリー~布ナプキン編

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メイド・イン・アースが、1999年から作り続けている布ナプキンは、18年目に入った人気のロングセラー。メイド・イン・アースの天然へのこだわりが結集した布ナプキンは、有機栽培で丹精込めて育てられた素材の良さを、そのまま感じていただけるように、染色をせずに、コットンの天然の色のままを製品化することで、製造工程で失われがちなオーガニックコットンの長所を、最大限に守りながら作っています。

 

今回はその純オーガニックコットン100%のピュアな風合いを大切にした生地を使って、どのように布ナプキンが作られているのかを、お届けしたいと思います。
「メイド・イン・アースの布ナプキンは、柔らかくて、あたたかくて、数年間ビクともせず長持ちしています!というお声がご愛用者さまから、うれしいくらいありますが、そんな風に言っていただけるものに仕上がっている理由が、少しでも感じていただけたら、うれしく思います。

布ナプキン画像

 

少し曇り空の落ち着いた早朝。それでも夏の緑がきれいな日、私たちメイド・イン・アーススタッフを乗せた車がオフィスのある東京の自由が丘を出発し、東北自動車道をすいすい進みます。

布ナプキン

 

そして2時間ほどで到着したのは、工場のある栃木県佐野市。夏の田んぼの緑が、工場のすぐ目の前に一面ににひろがっていてとてもきれいです。

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メイド・イン・アースの布ナプキンは、オーガニックコットンの厳しい栽培基準をクリアし、公的機関により認定された素材を使い、日本国内で生地づくり、裁断、縫製、包装と、さまざまな工程を経て作られています。

 

最初に訪問したのは、生地の裁断屋さん。区画整理で、工場を移転させる際に、思い切ってご自宅を大改造して、きれいな裁断場を作り上げています。とにかく清潔感溢れるキレイな裁断場は、心地よい空気が流れていました。こちらは、仕上がってきたばかりの平織生地とパイル生地を、裁断する風景です。

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防縮加工などもされていないメイド・イン・アースの純オーガニックコットン生地は、出来上がりの幅が均一ではないので、ロール状に巻かれた生地を、裁断する前に平たくして一晩置いておきます。

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そして、数十枚重ねた生地を切り出します。
生地に無駄がなるべく出ないように、型どりを決めて裁断。たとえ余りが出てもちいさな部品としてつかったりし無駄のでないものづくりをしています。

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最終的にどんな形になるのか、どんな風に縫製されるのか、想像しながら切り出していきます。

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よりきれいに早く裁断できるよう、道具を工夫したりするのも上手な、裁断職人歴40年のベテランの高木さん。
釣りが趣味で栃木県から岐阜県まで通って仲間と楽しむほど、パワフルな元気に溢れていらっしゃいました。

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そして、丁寧に長方形にカットされた生地は、次に縫製工場へと運ばれてゆきます。

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裁断場から届いたカットされた生地を、布ナプキンの仕様の順番に重ねあわせ、ロックミシンできれいなカーブに形づくります。
このカーブが実はとても難しくて、左右対称にきれいに丸く、フィット感ある形にミシンをかけられるようになるまでに、長年の経験が必要なんです。

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更にワックスのついていないオーガニックコットンの縫製糸を使用している、メイド・イン・アースの製品は、ミシン調整に細心の注意が必要ですが、そこは熟練の技で、とってもきれいです。もともとテーラードジャケットなどの仕立て職人さんだったため、腕前が素晴らしく、細かいところまで丁寧に縫い上げていきます。

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昼用・夜用には、ポケットと羽根をとりつけます。バランスを見ながらしっかりと仕上げています。

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リトル布ナプキンやスリム布ナプキンは、他の布ナプキンと少し違って、中縫い仕上げなので、途中でひっくり返して、形を整えながら縫ってゆきます。

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紐テープを挟み込んでまっすぐに左右対称になるよう、きれいに縫い留めます。
すべて一つ一つ手作り。細部にまで神経が行きとどいているから本当に丈夫な仕上がりです。

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「作るのは大変だよ。でも、これを使ってくれる人がいるから、ないと困る人がいるから。それが何よりの原動力なんだよね。」
と話す縫製工場の川崎さん。
すべての工程ひとつひとつに心を込めることは、製品の質のよさにもつながっていきます。

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川崎さんご夫妻は、布ナプキンに愛情をいっぱい感じて作ってくれています。ミシンを向い合せにして、仲良く分担作業をされています。お二人の楽しい会話を聞いていると面白くて、職人としても、仲睦まじいご夫婦としても息がぴったりです。

 

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そしてスナップを付けて、出来上がった布ナプキンは袋詰め作業をする梱包屋さんへ。

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出来上がった布ナプキンの糸の始末、ゴミなどをしっかりチェック。

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チェックした後は、製品表示を袋に入れて、丁寧に製品を入れ、バーコードシールを貼るなど細かい作業がつづきます。「お客さんが手に取るときにきれいに見えるよう、気を配って袋入れしています」と、笑顔でお話しする山根さん。

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ついに、布ナプキンの出来上がりです!!キレイに仕上がっています。
こんな風にして布ナプキンは作られ、皆様のお手元にお届けしています。

 

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そしてこちらは、布ナプキンをはじめ、インナーなどを制作していただいている縫製工場のカワマサさん。

 

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「二人で写るの何十年ぶりかな~」とにっこり笑顔の照れ笑いのご夫妻でした。

 

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そして、こちらは製造の管理をしてくれています佐々木さんと高橋さん。
日々のやりとりでの電話口でも明るく楽しくて、とても頼りがいのあるお二人。この日もお二人にたくさん和ませていただきました。

 

メイド・イン・アースの製品は、コットンの栽培から生地や糸にする工程にこだわり、縫い糸も合成ワックスを使わない、生地も防縮加工など薬品処理をしないなど、一般的なコットン製品のものづくりとは、全く違います。それは、効率はよくないし、一度に大量につくることは難しいけれど、こだわることで、天然の植物としてのコットンの魅力がたくさん残せるのです。
そして更にそこに、作り手として関わってくださっている職人さん、スタッフさんのプロフェッショナルな思いがたくさん乗り、心地よい布ナプキンができています。

これからも、子供たちや女性の元気のために、チームで協力し合いながら、より良い布ナプキンを作り広めてゆけたらと思っています。

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今回は、裁断~縫製~袋詰めをご紹介しました。
これだけでも何段階もの工程があることに驚きますよね。
栽培からみると、本当に数えきれないくらいの工程を経て、たくさんの人の温かい手で、やさしい心を込めて作られているメイド・イン・アースの布ナプキン。
これからもどうぞよろしくお願いします。

 

 

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布ナプキンの種類は、昼用レギュラー、夜用ロング、三つ折りタイプ、
スリム布ナプキン、リトル布ナプキンなど多彩にご用意しております。

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洗う時間も自分の体の健康チェックの時間として、生活サイクルのひとつに。

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しっかり太陽に干して、何度も使える。
使い方は工夫次第で色々に。
次の生理はどんな風になるか、楽しみになる布ナプキンでブルーデーをハッピーデーに。

布ナプキンの使い方、ご購入はこちら→

 

 

—工場訪問記番外編—
こちらは、近くの弁天池。
雨が降って、水面に雨粒。
向う側に湧き水があって、水が青く透き通ってとてもきれいでしたよ。

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