- 特集
- 2026/03/04
【4】純オーガニックコットン
栽培だけで終わらせないという姿勢 一般に「オーガニックコットン」とは、有機栽培された原料であることを指します。 けれど、コットンは収穫された後、糸になり、生地になり、縫製され、はじめて一枚の製品になります。 その過程で行 […]
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栽培だけで終わらせないという姿勢
一般に「オーガニックコットン」とは、
有機栽培された原料であることを指します。
けれど、コットンは収穫された後、
糸になり、生地になり、縫製され、
はじめて一枚の製品になります。
その過程で行われる加工や処理によって、
風合いや特性は大きく変わります。
メイド・イン・アースが大切にしてきたのは、
栽培の段階だけで終わらせないことです。
原料から工程まで、一貫して考える
有機栽培という出発点があるからこそ、
その後の工程でも、できるだけ自然に沿った選択を重ねたい。
その考えから、
- 化学薬剤による脱脂や漂白を行わない
- 防縮加工や柔軟加工に頼らない
- 縫い糸やタグにもオーガニックコットンを使用する
- 日本国内で丁寧に縫製する
というものづくりを続けてきました。
一般的には必要とされる加工もあります。
けれど、コットン本来の吸湿性や弾力、
自然な風合いを生かすためには、
必ずしも施す必要のない工程もあります。
極力避けられるものは避ける。
その積み重ねが、製品の個性になっています。
純オーガニックコットンと呼ぶ理由
「純オーガニックコットン」という言葉は、
広く定められた名称ではありません。
原料だけでなく、糸・生地・縫製・付属、
そしてエネルギーまで含めて、
できる限り化学的な負荷を減らしていく姿勢を表すために使っています。
製造工程で使用する電力は再生可能エネルギーへ切り替え、
電力使用による二酸化炭素排出量は実質ゼロとしています。
自然素材を扱うブランドとして、
素材だけでなく、その背景まで整えていきたい。
それがメイド・イン・アースの一貫した姿勢です。
刺激や香りに敏感な方にとっても、選択肢のひとつに
これまでに、
化学物質過敏症(CS)やアトピーなどで悩まれている方、
強い香りや化学繊維の刺激が苦手な方から、
「他の衣類では違和感があったけれど、これは着られた」
「梱包にも配慮されていて、輸送時の匂いがつきにくいのがうれしい」
「肌に触れたときの刺激を感じにくい」
といった感想をいただいてきました。
感じ方には個人差がありますが、
加工や薬剤を極力使わないという選択が、
安心材料のひとつになっていることを感じています。
赤ちゃんからご高齢の方まで。
体調や季節の変化で肌が敏感になっているときにも、
理由を持って選べる存在でありたいと考えています。
加工に頼らないための工夫
防縮加工を行わないため、
サイズものはあらかじめ少しゆとりを持たせて設計しています。
柔軟加工を施さなくても、
コットン本来のやわらかさが引き出されるよう、
糸の撚り方や織り方・編み方を工夫しています。
仕上げの洗いにはお湯やせっけんを使い、
自然な風合いを整えています。
使い込むうちに少しずつ表情が変わるのは、
過度な加工をしていない証でもあります。
均一に整えることよりも、
素材が持つ力を信じること。
純オーガニックコットンは、
その姿勢の積み重ねから生まれています。




