- 特集
- 2021/02/03
【お申し込み開始】メイド・イン・アースの和綿の種ひろがるプロジェクト
日本の在来種のコットンを育てる・守る・つくる・暮らしの中で楽しむ。~無農薬無化学肥料・国産在来種コットン ~ 「和綿の種 ひろがるプロジェクト」を立ち上げたきっかけ メイド・イン・アース誕生の1995年から5 […]
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日本の在来種のコットンを
育てる・守る・つくる・暮らしの中で楽しむ。
~無農薬無化学肥料・国産在来種コットン ~
「和綿の種 ひろがるプロジェクト」を
立ち上げたきっかけ
メイド・イン・アース誕生の1995年から5年後の2000年に、千葉県にある鴨川和棉農園の田畑健氏との運命的な出会いから「和綿(和棉)」の存在を知りました。
現在日本では、衣類などに使用される綿素材の原料をすべて海外に頼っていますが、明治以前は、綿畑の風景が日本でも各地で見られていました。
しかし産業革命などを超え、海外の綿の細く長い繊維へのニーズの高まりや海外の安価な綿などに押され、和綿は衰退してゆきました。
そんな歴史がある和綿ですが、太く短い繊維は、日本の気候風土にあった、さまざまなものを作ることができる魅力いっぱいの素材なのです。
そこで、日本の在来種の和綿の復活を夢見ていた、今は亡き田畑健氏の思いを受け継ぎ、日本各地で和綿栽培の風景がひろがってゆくことを目指して、和綿プロジェクト「和綿の種 ひろがるプロジェクト」を立ち上げました。
生活の中で大切な衣食住の中の「衣」を、在来種の種で作ることを楽しみ、栽培し続けることで、種を守り、和綿の風合い、心地よさを、たくさんの方々に、感じていただきたいと願っています。
和綿の種 ひろがるプロジェクト
「HOME GROWN」の目的

- 和綿の種を守り残してゆくために栽培を広めてゆく。和綿の種は日本の財産。継続した綿栽培をすることで、日本の在来種である和棉の「種」を守っていく。
- 私たちみんなが和綿を育てることで、コットンへの興味をふくらませる。和綿栽培から、綿が植物であること、それが衣類になることを実感し、花から綿へと成長を楽しんでもらう。
- 和綿を使い、綿繰りや糸紡ぎ、織りをすることで、繊維やものづくりへの興味やものづくりの大切さを感じてゆく。綿から糸や生地など形にしてゆくことで、繊維への興味を高め、ものづくりの大切さを体験してもらう。
- 和綿を通して、SDGs、エシカル消費、環境について考えるきっかけをつくる。日本の在来種である和綿は、四季があり梅雨など雨の多い日本の環境に適しています。農薬や化学肥料を使わない栽培、多湿な日本にあったものづくりなどを考えながら、様々な学びを深めてゆく。
- 自給自足の喜びを感じてゆく。衣食住の中で、トップに表現される「衣」。自給自足ができるイメージを持っている人は少ないけれど、野菜の栽培などと同じように、自給自足が可能なものであることに気づき楽しんでゆく。
和綿を育てる
収穫する
学ぶ
ものづくりをする

■和綿の栽培
(種撒き、草取り、土寄せ、摘芯、収穫、乾燥、綿繰り)
■ものづくり
(手紡ぎ、手織り、機械紡績、機械織り、縫製など)
■学び
(和綿・コットンについて、エシカル消費・ SDGsとコットン等のオフライン、オンライン講義など)
みんなで栽培したコットンで
和綿のTシャツを作って着よう!

実際に製作するTシャツは無染色の無地のTシャツです。
家庭、学校、地域など様々な場所で栽培された和綿を集めて、和綿×オーガニックコットンで糸をつくり、和綿Tシャツを作成。
プロジェクトに参加した方々みなさんで、和綿を日常で身に着けて楽しむ。
和綿プロジェクトの流れ
■和綿栽培
(春の種まきから、秋の収穫まで)
- プランターや鉢、庭、畑などで、和綿(在来種のワタ)を栽培。
- 4月下旬〜5月中旬に種まき、7〜8月の開花、秋のコットンボールの収穫。
■栽培状況の参加者の皆さんでの共有
- プロジェクト参加者の栽培記録、写真などを、和綿プロジェクトのSNSやメイド・イン・アースのホームページの和綿プロジェクトページへ掲載。
■コットンお話し会&ワークショップ
(リアル&オンライン講座・有料・自由参加)
- コットンの現状やオーガニックコットンの話、糸紡ぎ・綿繰りなどのワークショップなどの講座を開催。
- コットンを通してエシカル消費やSDGs、サステナブルを学ぶ。
■和綿でTシャツ作り
- プロジェクト参加者が栽培した和綿を使って、Tシャツを作ります。
※オリジナルでプリントを希望される場合は、各自・各グルーブごとで、個別での相談となります。 - Tシャツ用の糸は、織り機にかかるよう和綿&オーガニックコットンの混紡糸で製作します。
- Tシャツは1枚あたり200g。(目安:コットンボール1個は約0.5〜1g )
和綿(和棉)とは

和棉(綿)は、799年(延暦18年)に、三河(現在の愛知県西尾市)の地に漂着した崑崙人(インド人)と名乗る青年によって、初めて日本にもたらされました。ただ、その時のタネは日本の地に定着することがなく、その後(1500年代初頭)、再び大陸から渡ってきたタネが各地に広がり、各地の気候風土にあった在来種となりました。
当時は、身分の高い人は絹をまとっていましたが、一般庶民は麻や葛、楮(こうぞ)等の樹皮を繊維として使っていました。それらで作った衣服では冬の寒さを凌ぐには不十分だったため、綿はとても重宝がられ以降、衣服のための主要な繊維となっていきました。
その後、近代的機械化(紡績機などの導入)により、綿の栽培は明治の中頃に全盛期を迎えましたが、大規模工場・機械化により国産綿では供給が追いつかなくなり、徐々に外国からの輸入綿への依存が大きくなってきました。そして、明治29年に輸入綿花にかけられていた輸入関税が撤廃されたことで、完全な衰退へと向かいました。
和綿の栽培風景

「和綿の種」のご購入
「和綿の種」 のご購入はこちらから
URL:https://madeinearth-store.jp/c/gr519/x-watanotane
※ご購入の際、メイド・イン・アース直営オンラインショップに会員登録していただくと、お話会やワークショップなど、今後の活動内容がメールで届きます。
【セット内容】
・和綿の種 3g(約40粒程度)
・栽培方法リーフレット
・和綿プロジェクトご案内
メイド・イン・アース自由が丘店でも、販売しています。
〒158-0083
東京都世田谷区奥沢7-3-10 T-STYLE自由が丘1F
(定休日:水曜、12:00~18:00、050-5357-9016)
よくあるご質問 Q&A
みなさまからの寄せられたご質問を、Q&Aとしてまとめました。
お問い合わせの前にご覧ください。
▼和綿の種 ひろがるプロジェクト Q&A
https://www.made-in-earth.co.jp/special/23452/
参加申し込みフォーム
お問合せ
メイド・イン・アース/株式会社チーム・オースリー
〒158-0083
東京都世田谷区奥沢7-3-10 T-STAYLE自由が丘
TEL:0120-697-510
mail:homegrown@made-in-earth.co.jp