- 特集
- 2026/03/03
【1】コットンとは
植物から生まれる、暮らしにいちばん近い繊維 コットンは、ワタという植物の種子を包む繊維です。 Tシャツやタオルになる前、それは畑で実を結び、光や雨、土の力を受けながら育っています。 肌に触れるやわらかな布も、もとは自然の […]
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植物から生まれる、暮らしにいちばん近い繊維
コットンは、ワタという植物の種子を包む繊維です。
Tシャツやタオルになる前、
それは畑で実を結び、
光や雨、土の力を受けながら育っています。
肌に触れるやわらかな布も、
もとは自然の営みのなかにある植物。
メイド・イン・アースでは、その原点を忘れないことを、ものづくりの出発点にしてきました。
種を守るために生まれた繊維
ワタの実が熟すと外皮がはじけ、
白い繊維が姿をあらわします。
この繊維は、植物が種を守り、
遠くへ運ぶために発達させたものです。
一本一本が空気を含む構造を持ち、
吸湿性や通気性、やわらかさを生み出します。
自然がつくった仕組みをできるだけ損なわないこと。
その視点が、後の工程にもつながっていきます。
同じ「コットン」と書かれていても
世界にはいくつもの原種があり、
産地や気候によって繊維の長さや風合いは異なります。
長くしなやかなものもあれば、
素朴で弾力のあるものもあります。
「コットン100%」という表示の奥には、
それぞれの土地の環境と、育てる人の営みが含まれています。
均一に整えることもできますが、
あえて整えすぎないという選択もあります。
素材の個性を残すことは、背景を尊重することにもつながります。
近くて遠い存在になったコットン
かつて日本でも、コットンは身近な畑で育てられていました。
今では世界を巡り、
完成した製品として私たちの手元に届きます。
便利になった一方で、
育つ風景は見えにくくなりました。
だからこそメイド・イン・アースは、
コットンを単なる「素材」ではなく、
畑から続く存在として伝えていきたいと考えています。
素材を知ることは、信頼を育てること
肌に長く触れるものだからこそ、
その出発点を知ることは大切です。
とくに、体調や季節の変化で肌が敏感になっているとき。
化学物質過敏症(CS)やアトピーなどで悩まれている方にとっても、
「何からできているのか」は、
安心につながる判断材料のひとつになります。
医療的な役割を担うことはありませんが、
素材の背景を曖昧にしないことはできます。 コットンは、畑からはじまる植物です。
その“はじまり”をどう選ぶかが、
その後のものづくりを左右します。





