赤ちゃんの笑顔から生まれる未来~代表の前田剛コラム

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メイド・イン・アース自由が丘店では、定期的にオーガニックマルシェ「くらしの天然市場」を開催していて、先日の天然市場に、4月に第二子を出産し、現在育休中のスタッフが家族4人そろって、遊びに来てくれました。
上の娘さんは、弟くんができてもうすっかりお姉ちゃんの仕草。4ヶ月を過ぎた弟くんは、1ヶ月ほど前にオフィスに遊びに来てくれた時より、一段と大きくなり、赤ちゃんのプクプク感が満載で、とってもかわいい姉弟です。
この弟くんの「赤ちゃんの笑顔」(僕の場合、4ヶ月にもなると、赤ちゃんというより子供という感覚になってくるので、「赤ちゃん」という表現に多少違和感を感じますが)、あやすとじーっとこちらを見てくれて、ニッコリ微笑む笑顔は、本当に溶けてしまいそうなくらいこちらの顔もほころんでしまいます。

ふっと、うちの高3の娘が、まだ小さかった頃の、かわいかった姿を思い出してダブってしまいました。
赤ちゃんや、まだ物心がついていない乳幼児の笑顔というのは、何にも代えがたいピュアさがあって、見ているこちらの心まで洗われる気持ちになります。そういった子供の笑顔というのは、なんの損得勘定もなく、計算や媚びもない、純粋なものです。
でも、それならどうしてニッコリ微笑んだりするのだろう?

 

何かに喜んだり、嬉しかったり、面白かったり、可笑しかったりして、笑っているの?

そんな疑問がふと湧きました。

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そもそも、人間をはじめ動物の赤ちゃんがかわいい(と感じる)のは、周りからかわいいと感じさせることで守られるよう、生命を危険から回避するためのものだとも言われていますし、顔や体全体がまあるいことや、目と目の距離、頭の大きさのバランスなどをかわいいと認識するように、大人側にも遺伝子に組み込まれていて、本能的に愛おしく思え、守る行動が生まれるという説もあります。

生まれてまだ間もない赤ちゃんがニコッと笑ったり、寝ている時に微笑んでいるのは、実は「生理的微笑」、「新生児微笑」というもので、何かに対して面白かったり、喜んでいるわけではなく、これもまた、自分一人では何もできない人間の赤ちゃんが、親から守ってもらうため、愛されるために持ち備えている防衛本能のようですね。

3ヶ月ほどになると、大人の笑いかけやあやしに対して反応するようになり、笑顔を見せるようになりますが、これは「社会的微笑」と呼ばれるもので、会話ができない赤ちゃんが周囲とのコミュニケーションをとるためだと言われています。

その後は、大人の笑顔やしぐさをまねることで、さまざまな表情を覚えていきます。
前述の弟くんは、まさにこの時期で、こちらのあやしに対して、豊かな表情で反応してくれていたのですね。

こちらから微笑んだり、あやしたり、話しかけたりすることで、赤ちゃんはその表情をどんどん吸収していくので、たとえ赤ちゃんがあまり笑わなくても、それらの態度を大人が繰り返していくことはとても重要なのです。親や周囲の大人の愛があふれる笑顔や態度で、赤ちゃんはその愛情を感じ、表情を真似て自らの愛を笑顔で返すのでしょうね。

そう考えていくと、やはり愛は「求める」ものではなく「与える」ところから始まるのだなと、あらためて感じました。ピュアな愛を与えて、ピュアな愛が育まれる。いつの時代でも、どんな国でも、子供から大人まで、そんな愛が満ち溢れる社会を作ってゆけたら、本当に素晴らしいと思います。

 

思えば、僕がオーガニックコットンと出会うきっかけになったのも、「赤ちゃんや子供の笑顔を大切にしたい」という思いからで、僕の中の根底に常に息づいているテーマかもしれません。これからも、僕はそれを追い求めていきたいと思います。

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