メイド・イン・アースの「布ナプキン普及活動」について

メイド・イン・アースのCSR 「純オーガニックコットンの布ナプキン普及活動」について   現在、東京都の防災手帳にも、手作りの作り方レシピが、掲載されるようになるまでに、認知されつつある「布ナプキン」。 布ナプ […]

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メイド・イン・アースのCSR

「純オーガニックコットンの布ナプキン普及活動」について

 

現在、東京都の防災手帳にも、手作りの作り方レシピが、掲載されるようになるまでに、認知されつつある「布ナプキン」。

布ナプキンとは、洗って何度も使うことのできる「布製」の生理用、オリモノ用、冷えとり用の布ナプキンのこと。防災手帳に取り上げられるほどになったそれは、防災の観点でも、石油素材の使い捨てナプキンに頼らないアイテムとして、何度も洗って使うことができたり、生活の中に密着したもので取り入れることができるという、意識の変化が、私たちの今にとても重要だと、注目する方々がでてきたからです。

そして、純オーガニックコットン素材を100%使用することで、環境問題、ジェンダー問題など、オーガニックコットンは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」SDGSの全ての項目に当てはまるとも言われているため、様々な取り組みの可能性を秘めています。

1999年より製造を始めた、メイド・イン・アースの布ナプキンは、一般的な石油素材の使い捨て布ナプキンを、女性の体のデリケートゾーンに装着することでの、経皮吸収へ不安を感じる方が増えていたこと、石油素材の使い捨てナプキンにより、ムレヤカブレのトラブルが増えていること、若い女性や子供たちに、カラダのトラブルが増えたことや、子供たちの保健室へ行く理由に生理痛が多くなっていることなどの背景から、大きくニーズが増えています。

それでも、まだ一般的な普及率は低い状態のため、今後の布ナプキンの認知、普及を進めてゆく意味が大きくなっています。

メイド・イン・アースの純オーガニックコットンの布ナプキンは、石油素材と違い、天然植物のコットンからの作られる繊維を、生地や糸にする段階、製品化の製造過程でも、化学処理をしていないので、カラダへの負荷が非常に少ないのが特徴です。

さらに、コットン特有の吸湿性などにより、使い捨てナプキンで感じるムレやカブレなどは、ほとんどおこらないことも魅力となっています。カラダへの心地よさにより、生理痛などがなくなるケースも多く寄せられていることで、普及が急がれると考えています。

 

 

現在の普及を広めてゆく活動場面

女性の快適な環境づくり

・女性特有な月経時をトラブルなく過ごせ環境づくり、日常での布ナプキンを使用することで、カラダの冷えを防ぎ、いつまでも健康的な活動をサポートすることで、社会での女性の活躍を応援する。

  • 自分自身のカラダのことを知り、自分を大切にしてゆく気持ちを増やしてゆく。
  • 月経時の不快感から、「布」という心地よさを体に与えてあげることで軽減させ、社会との関係性をスムーズにしてゆく。
  • 少子化問題も、女性が自分のカラダを知ることで、価値観、子供を持つことへの知識などが自然に広がり、新しい変化へとつながる。
  • カラダへも自然環境へも負荷の少ない心地よい布ナプキンのアイテムの開発製造
  • 全国でのカラダのお話&布ナプキン手作りワークショップの開催
  • MIE布ナプキンアドバイザー養成講座の実施(2018年現在、第8回目実施)
  • 体と心を見つめる「布ナプキンフェスタ」毎年開催。(2018年現在、第5回目実施)
  • 親子の参加のカラダのお話し、手作りワークショップの開催

 

◆教育現場

・初経教育は、教育の場面でも課題が多く、子供たちにどのように、伝えてゆくことがいいのか?に関しては、養護の先生でも悩むことが多い現状があります。

そこで、子供たちへの選択肢の一つとして「布ナプキン」という使い捨てではないアイテムを紹介し、手作り授業などを取り入れることで、カラダのこと、環境のことなど広い見地から、初経教育を語れるようになる。

そのことで性教育を、環境の面からもカラダの面からも語ることができ、授業としてしっかりと成立するものになってゆくことを目指してます。

  • カラダのお話、世界の環境のお話、手作り布ナプキンワークショップの出張授業
  • 保健室での子供たちへのサンプル提供
  • 養護教諭の方々へのサンプリング

 

 

◆防災関連

ここ数年、日本各地で様々な災害がおこるなか、流通が止まってしまい、生理用品がなくなってしまったことで、大変な思いをした感想をたくさん耳にしました。普段から布ナプキンを使い、洗って何度も使えることに慣れている女性は、不安のない時期を過ごせたとも言われています。

メイド・イン・アースでも、被災地への支援として、たくさんの布ナプキンを送らせてもらいましたが、生理用品は、被災地だけではなく、流通が止まることで全国に広がる問題でもあります。その不安を少しでも解消し、生活の中に根付いてゆける活動をしています。

  • 防災グッズに布ナプキンを入れておくことの啓蒙
  • 手作りで作る布ナプキンワークショップの実施
  • 防災フェスでの啓蒙

 

メイド・イン・アースでは、純オーガニックコットンの布ナプキンを通して、様々な角度から活動をしてゆきたいと思っています。ぜひたくさんの皆さんの思いと共に、一緒に未来を素晴らしいものにしてゆけたらと思っています。

 

 

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