2020年は、オーガニックコットンの栽培から製品づくりまでを通して、 SDGs、カラダのこと、布ナプキン、エシカル消費を学べる 中学校、高等学校への出張授業の依頼が増えました!

メイド・イン・アースでは、布ナプキンの手作りワークショップを開催し始めた15年ぐらい前の時期から、教育に携わる方々、これからの時代を生き抜いてゆく子供たちに、オーガニックコットンのものづくりを通して、何かを伝えられないも […]

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メイド・イン・アースでは、布ナプキンの手作りワークショップを開催し始めた15年ぐらい前の時期から、教育に携わる方々、これからの時代を生き抜いてゆく子供たちに、オーガニックコットンのものづくりを通して、何かを伝えられないものかと考えていました。

私たちが着ているコットンという綿は、「実は植物。」「植物だから、畑で作られる。」「畑で作られるから、野菜と同じように、農薬や化学肥料が使われる。」しかも野菜と違って、「綿は、糸や生地にしなくちゃいけないから、そこでもたくさんの化学処理がされてしまう」

そんなコットンの基本的なお話でも、改めて考えると「確かにコットンは植物だった!」と

気づき、農作物としてのコットンの見方が変わったりします。

そして、2019年くらいから、学校教育の中にもSDGsやエシカル消費などを学ぶカリキュラムが増え始め、家庭科の授業がその内容を一手に引き受け始めているそうです。

そのため最近の出張授業は、 家庭科の先生を中心に、生活科の先生など、様々な視点からの授業をご依頼いただく事が、とても多くなってきました。

実は、オーガニックコットンというのは、SDGsの 17ゴールのすべてに関係していると言われているのです。地球、環境、水、労働、健康、ジェンダー、製品づくり、責任・・・など、一般的なコットン栽培を、オーガニックな栽培に変えることで、 17ゴールのすべての解決につながってゆくというのは、とても意味のある素材だと考えています。

そんなオーガニックコットンの栽培から製品づくりまでのお話をしながら、SDGs、エシカル消費、私たちの購買行動の意味などを、感覚的に感じてもらうお話をしています。

そのほか、授業の内容によっては、製品の中で、女性の生理時や日常の冷えを軽減するために、使われている「布ナプキン」がありますが、布ナプキンの話から、ジェンダーのこと、世界のこと、カラダを大切にして欲しいお話などを織り混ぜてゆくこともあります。

オーガニックコットンの出張授業の良いところは、SDGsやエシカル消費を大切に考えた時に、「私たちはいったい何をしたらいいのか?」を具体的に示してあげられることだと思っています。そして、その応用として、自分なりに自分らしい行動を見つけてゆけるようになってゆくと思っています。 わたしたちメイド・イン・アースでは、オーガニックコットンを通した出張授業を今後も大切にしてゆきたいと思っています。たくさんの教育関係者の方々にお届けできたらと思っています。



■都立国際高等学校



■玉川聖学院 高等部



■都立東村山高等学校



■自修館中等教育学校(神奈川県)




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