こんにちは！メイド・イン・アース代表の前田剛です。

この間の日曜日(2/19)、LOVE FOR NIPPON ROADに参加、
宮城県の山元町で手作りミサンガのワークショップをしてきました。
ここ山元町は、被災地の中でも高齢者の方が多い町で、
LFNが震災後に幾度となく訪れている町です。

今回は久しぶりのLFN ROADでの山元町訪問ということでしたが、
僕は初めての参加。
メイド・イン・アースとしても何かできることがないかと考えた結果、
「手作りミサンガのワークショップ」をやることに。

以前、LFNの代表を務めるキャンドル・ジュンさんと打合せをした際に、
ミサンガや布ナプキンの手作り、糸紡ぎなどのワークショップのお話をしたところ、
ミサンガなら誰にでも簡単にできて喜ばれそう、とても興味を持ってくれました。

というのも、この手作りミサンガに使う糸は、
メイド・イン・アースが賛同協力している
「NPO地雷原を綿畑に！Nature Saves Cambodia」の活動を通して、
カンボジアの元地雷原で地雷被害者やその家族たちが栽培した綿を手紡ぎ手染めしたもの。

地雷を撤去しその跡地を綿畑にすることで、
地雷被害者や地雷原周辺の農村地区で暮らす人々に、
安全な生活環境と仕事を生み出しているという活動の背景が、
この手作りミサンガをより意味深いものにしてくれています。

ということで、、、
お昼ごろに現地に到着して、まずはLFNに寄せられた支援物資の配布のお手伝い。
開始時間前からLFNを待ち焦がれている多くの人が集まってきて大賑わい、
まだまだ復興の手が行き届いていない被災地の方たちは本当に喜んでくれていました。

で、ミサンガワークショップはと言うと、、、
大道芸やマジック、カイロプラクティックとともに、室内の一角に場所をお借りしました。
小さな女の子から若者、おばあちゃんまで、皆さん最初は多少てこずりながらも、
すぐに慣れてきて見る見るうちに、かわいいミサンガを編んでゆきます。
出発前に一所懸命、復習してきた僕より、みんな上手でビックリ！

はじめは僕に作ってほしいと言っていた最年少の5歳の女の子は、
「自分のことは自分でする」って教わったからと言いながら最後まで編み上げ、
にっこり笑って「巻いて」と僕に腕を伸ばしてきました。
とてもたくましくて、ほほえましくて、心が温まるひと時でした。

何百人何千人と集まる大規模な復興イベントも大切かも知れませんが、
こういった、一人ひとりとゆっくりじっくり語り合えるひと時を過ごせる
イベントが果たす役割の大きさを、とても強く感じました。

次に参加するときは、
メイド・イン・アースのスタッフもぜひ引き連れていきたいと思いました。

キャンドル・ジュンさん、ラブフォーのスタッフのみなさん、ありがとうございました！
そして、僕の拙いワークショップに参加してくれた山元町のみなさん、
本当にありがとうございました！！