「母の視点から見るオーガニックコットンとは?」
岡村貴子さん(オーガニックコンシェルジュ)

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■オーガニックのプロが見るメイド・イン・アースのオーガニックコットン

 

この10年、「オーガニック」「LOHAS」「スローライフ」という言葉が社会に知れ渡るようになり、環境や自然と調和した暮らしを愛する人が広がりを見せている日本。その立役者の一人でもある岡村貴子さんは、2004年に「オーガニックコンシェルジュ」の第1号として、「オーガニック」への正しい知識と情報発信、オーガニックを広めるための人材育成、イベント運営などに尽力されてきました。オーガニックコンシェルジュ協会の理事、オーガニック研究所の代表として、専門性を生かした商品・企画制作や、オーガニック経営の提言、オーガニックサービスの創造、スペシャリストとの協働によるイベント運営など、幅広い分野でご活躍です。

岡村貴子さん。日本初のオーガニックコンシェルジュとして、オーガニックについての正しい知識の普及啓発に務めている

そんな岡村さんは、メイド・イン・アースとのおつきあいも長く、様々なアイテムを使ってくださっています。

「メイド・イン・アースのオーガニックコットン製品は、手ざわりからして違いますよね。まるで生まれたてのコットンがそのまま形になったようにふわっふわで、やわらかくて、温かい。タオルが特にお気に入りで、長く愛用しています」

いまや大手衣料品メーカーなどもオーガニックコットンを使い積極的にPRするなど、世の中はオーガニックコットンブームにわいています。オーガニックコットンを使うブランドが増えることで、化学農薬や化学肥料で汚染される大地が減り、世界のコットン生産者の労働環境の改善や児童労働なども防ぐことができ、よい流れが生まれています。

一方で、オーガニックコットンを使っているからといって、製造工程までオーガニックと言えるブランドは決して多くはありません。一般のオーガニックコットン製品は、製造工程で色が繊維に入りやすくなるように脱脂をし、化学染色や合成洗剤で洗うなどの加工をすることがほとんどです。コットンが本来もつ油分や、やさしいクリームがかった色合いといった個性が失われ、コットンという繊維として扱われるのです。

メイド・イン・アースでは、オーガニックコットン本来がもつピュアでやわらかな風合いをそのまま生かし、赤ちゃんやお肌のデリケートな方まで安心して使っていただけるよう、製造工程でも化学薬剤を使わず天然せっけんで洗い仕上げる、一般にはワックスがかった綿糸や化繊が使われる縫製もノーワックスのオーガニックコットン糸を使うなど、独自の基準でものづくりをしています。メイド・イン・アースのオーガニックコットン製品を「純オーガニックコットン」と呼んでほかと区別しているのは、そうした姿勢をより多くのお客様に理解していただきたいと考えるからです。

 

■赤ちゃんのことを最優先に考えているメイド・イン・アースのベビー肌着

 

岡村さんは2013年3月に、生まれ故郷の熊本に借りた住まいで自宅出産をしました。「自分の力と赤ちゃんの力で産む、そんなお産を望んでいました。妊娠がわかってから、心身ともに様々な準備をしてきたので、出産に対する知識もあり、心穏やかな状態で出産に臨むことができました。お産自体は42時間もかかり、とても時間がかかったのですが、奇跡的な時間となりました」

3月に生まれた愛息を胸に抱く岡村貴子さん

妊娠中にはメイド・イン・アースのマタニティショーツやマタニティ・授乳ブラを使っていたとか。「マタニティショーツは産後も使えて便利です。ヒップハンガーのボーイレングスなのでスタイルもよく、長くのびる腹巻き部分でお腹がとても温まりました。授乳ブラはカシュクールタイプなので、前をめくって赤ちゃんにおっぱいを与えやすいですね」

出産後は赤ちゃんのために、メイド・イン・アースのベビー肌着やガーゼケットなどを毎日の生活に活用しています。

「様々なオーガニックコットンのブランドがあるなかで、メイド・イン・アースは特につくり手の想い、温かさが伝わってくるものづくりをしていると思います。縫い目もやわらかく、人の手の温もりにあふれている。オーガニックコットン素材として見ても、角がなくやわらかで、とにかく“あったかい”!」

メイド・イン・アースの制作スタッフが使い心地を最優先してデザインし、とことん使い手の気持ちに立って、衣類の縫い目が肌にあたらないよう外側にする、タグやインクも厳選し、原料のコットンだけでなく紡績や製造の現場でも化学的な薬剤処理を行わず、オーガニックな工程を最重要視しているなど、メイド・イン・アースのこだわりを商品で感じてくださっている岡村さん。「みなさんで一生懸命、商品をつくっているのがわかる」と、温かいエールを送ってくださいました。

岡村さんは様々なオーガニックコットンのベビー肌着を使い、日常的にかなりのオーガニックコットンの布にふれています。オーガニックコットン製品でも、縫い目が内側にあったり、タグはオーガニックコットンではないなど、「オーガニックコットンを使っているからといって、必ずしもすべてのアイテムが赤ちゃんへの使い勝手を優先しているとは限りません。メイド・イン・アースは赤ちゃんを最優先しているのがとてもよくわかります。それに、赤ちゃんがいちばん赤ちゃんっぽく可愛らしく見えるのは、やっぱりきなりの服を着ているとき。メイド・イン・アースのベビー肌着は清潔感があって、着心地もよい。赤ちゃんも一日中布にふれているから、そのよさをいちばんわかっていると思います」(岡村さん)

■これからの時代、「オーガニック+α」の付加価値追求を

 

オーストラリアでの4年間の生活でオーガニックに出会い、2004年からオーガニックコンシェルジュとして、日本のオーガニックをリードしてきた岡村さんは、今後の日本のトレンドをどうとらえているのでしょうか。

「いまから10年ほど前にオーガニックがヒットしたのは、“LOHAS”のブームが大きいと思います。LOHASが流行の最先端ととらえられ、スロー、ナチュラル、エシカルというキーワードとともに、これまでの野菜や加工品から、化粧品の分野にオーガニックが広がりました」

メイド・イン・アースの前田けいこと。オーガニックなベビーグッズの話題で盛り上がった

人気のモデルやタレントが日常的にオーガニックコスメを使い、ブログで紹介してヒットにつながる。ヨガやアロマがナチュラルビューティーと癒し志向にマッチし、爆発的な人気となる。マクロビオティックや玄米菜食など、よい食材を手間ひまかけて調理し、心身を調和する調理法が広まる。「こうした、オーガニックとともにストーリーを楽しむ時間をぜいたくだと思えるような文化が日本に根づいてきたのだと思います」と、岡村さん。

以前は自然食愛好家のイメージに代表されるステレオタイプなイメージだったオーガニックが、洗練され、ファッションの一部として広がっています。「これからの日本では、よいもの=オーガニックが当たり前になってくると思います。今後は、食で言えば例えばオーガニック+発酵とか、オーガニック+イタリアンなど、よいもののスタンダードがオーガニックであり、その先にそれぞれが表現したい付加価値とどうミックスしていくかがカギですね」

本物志向でいくと、かならず天然素材のもの、そしてオーガニックに行き着く。その先の個性をどう表現していくかがブランドの姿勢になっていくと岡村さん。メイド・イン・アースでいえば、ベビーパーカバスローブのように、お風呂上がりだけでなく日常使いのアウターとして着ても可愛らしい、そんな活用法についてのアイデアなど、話はどんどん盛り上がり、これからが楽しみになりました。

「オーガニックコットンの中でも、原綿だけでなく製造方法に至るまで、より本質的なオーガニックを追求しているメイド・イン・アースのブランド力は強いと思います。この先、消費者のオーガニックコットンを選ぶ目がどんどん肥えてくるなかで、メイド・イン・アースの役割はもっと高まっていくのではないでしょうか」

母となり、たおやかな魅力を増しますます美しさに磨きをかけた岡村さん。今後は赤ちゃんやママ、プレママ向けのイベントなどを積極的に展開していきたいとのこと。メイド・イン・アースとの関わりもより深まりそうで、私たちも楽しみにしています。

 

 

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