頭の先からつま先まで、全身しっとり洗い上げる”まあるいせっけん”の魅力。

食用としても最高級品の、エーゲ海沿岸の肥沃な大地と太陽の恵みを受けて育ったオリーブの実を収穫後12時間以内に圧搾したエキストラバージンオリーブオイルを、そのまんませっけんにしました。メイド・イン・アースの“まあるいせっけ […]

Tweet Tweet

食用としても最高級品の、エーゲ海沿岸の肥沃な大地と太陽の恵みを受けて育ったオリーブの実を収穫後12時間以内に圧搾したエキストラバージンオリーブオイルを、そのまんませっけんにしました。メイド・イン・アースの“まあるいせっけん”は、赤ちゃんからお年寄りまで、お肌の敏感な方も安心してお使いいただける “まあるい”洗いあがりが自慢の逸品です。

●今や不動の定番！　オーガニックコットンのようにまあるいふわっふわの泡

クリーミーな泡立ちとなめらかな洗い心地で、お肌を瑞々しく健康な状態に洗い上げてくれるメイド・イン・アースの“まあるいせっけん”は、うっすらとオリーブ色がかった乳白色をしています。顔もカラダも、洗い上がりはとてもしっとりしていて、お肌のつっぱり感がありません。実はカラダだけではなく、髪の毛を洗うのにも最適。髪の毛に“まあるいせっけん”を滑らせるようにして泡立てれば、髪の毛はさらりとまとまって、ツヤも出ます（クエン酸やお酢のリンスを併用すればよりしっとりします）。原料はオリーブオイルと天然水、苛性ソーダ、天然塩のみ。赤ちゃんからお年寄り、乾燥肌やお肌が敏感な方にも、安心してお使いいただけます。

“まあるいせっけん”が生まれるまでには、数々の物語があります。ふわっふわの質感のオーガニックコットン製品をふんわりと洗い上げ、かつ環境負荷低減を追求した“メイド・イン・アースの液体せっけん”に匹敵するような、カラダを洗えるせっけんをつくりたい！　そんな思いから、さまざまな原料を用い、配合を試し、スタッフの間でテストを繰り返したものの、なかなか納得のいくせっけんをつくることができずにいました。そんな時に、ふとしたきっかけで、トルコのアダテペ村でつくられているオリーブせっけんに出会いました。

まるで摘んだばかりのふわっふわのコットンボールを思わせるクリーミーな泡、洗った後のしっとり感と、肌が喜ぶ感触……。まあるい肌、まあるい洗い上がり。そんなイメージを想起させる“まあるいせっけん”は、デビュー以来リピーターが絶えない大人気アイテムです。

●いいものをつくって、伝えたい！　トルコの職人さんと思いを共有。

メイド・イン・アースのスタッフ一同が、“まあるいせっけん”の産地・トルコは西にあるエーゲ海沿岸のアダテペ村を訪れたのは2009年12月のこと。アダテペ村の町並みは、石詰みの家々が丘に向かって連なり、まるで絵本の世界のよう。その隣町・クチュックユにあるアダテペ・オリーブ博物館で、メイド・イン・アースの“まあるいせっけん”がつくられています。

アダテペ村周辺はオリーブの産地として昔から有名で、周囲の深い緑はほぼすべてオリーブの畑だというから驚きです。無農薬・無化学肥料で育てた最高級品種のエドミレッド種のオリーブの実を、手摘み、あるいは熊手のような道具で収穫し、収穫後12時間以内に工場に運び、大きさを選別、洗って、昔ながらの石臼で挽きます。つぶしたオリーブはシート状に重ね、ていねいに圧搾。無ろ過の搾りたてのエキストラバージンオリーブオイルは、黄金色を帯びたオリーブ色に輝いていました。搾りたてをすくってパンにつけて食べたら……それがあまりに美味しくて感動！　食用としても高級品のAdatepeエキストラバージンオリーブオイルをメイド・イン・アースで扱うようになったのは、実はこの訪問がきっかけなのです。

いよいよせっけんづくりです。一番搾りのエキストラバージンオリーブオイルを窯に入れ、苛性ソーダを加えて一昼夜窯炊き、その後エーゲ海の塩を入れて塩析します。グツグツ煮る薪は何とオリーブの枝。オリーブの実の搾りかすは堆肥にするなど、アダテペ村ではゴミを出さずにオリーブを余すところなく使い、塩析の工程で出る排水も洗浄力があるのでお掃除に使用するなどして、無駄なく循環しています。

できあがったせっけんを型に流し込んで表面をならし、乾燥させて手でカット。一つひとつ棚に並べてじっくり乾燥させて1カ月ほど熟成させます。最高級のオリーブを原料に、昔ながらの製法で、熟練の職人が心をこめてつくる……。視察を経て感じたのは、「いいものをつくりたい。ひたすらに純粋な気持ちでつくられたせっけんである」ということ。“まあるいせっけん”をつくる人々の心も、地球のようにまあるくて、温かだったのを感じた訪問でした。